外壁塗装の料金診断ができます
スターくん
ざっくりいくらかかるの?
外壁塗装の相場を見てみる

雨樋の水漏れをコーキングで直すDIY手順!継ぎ目補修とプロが教える修理のコツ

雨樋

雨樋のつなぎ目や継ぎ目から溢れる雨水に悩み、ホームセンターの材料で今すぐ水漏れを止めたいとお考えではありませんか。結論から申し上げますと、雨樋の水漏れは変成シリコーンシーラントを用いたコーキングで一時的に修理可能ですが、知識なしに着手すると数か月で再発し、外壁塗装時に塗料を弾く二次被害を引き起こします。

雨樋トラブルの原因はひび割れだけでなく、単なるゴミ詰まりや伸縮による接合部のズレであることも少なくありません。また、2階以上の高所作業は転落のリスクが高く大変危険です。失敗を防ぐには、塩ビ用接着剤のエスロンや補修テープ、パテとの使い分けや、油分を取り除く脱脂プライマーによる正しい下地処理が不可欠となります。

本記事では、プロが現場で行う正しい補修手順や道具の選び方、DIYで対応できる安全な限界ラインを徹底解説します。無駄な出費や危険な高所作業を避け、住まいを長持ちさせる確実な水漏れ補修を最短ルートで実現してください。

【最短3分】無料で外壁塗装の見積もりを試してみる

雨樋の水漏れをコーキングで直す応急処置の真実と失敗の落とし穴

雨が降るたびに雨樋から水がポタポタと漏れ出し、外壁を濡らしたり不快な雨音が響いたりすると、本当に焦ってしまいますよね。ホームセンターで資材を買ってきてご自身でサッと塞いでしまいたいと考える方も多いはずです。

しかし、補修作業へ取りかかる前に、知っておくべき重大な事実があります。水漏れの現場において、表面に接着剤を塗るだけの作業はあくまで一時しのぎに過ぎません。失敗を未然に防ぎ、大切な住まいを長持ちさせるための真実をお伝えします。

雨樋の水漏れはコーキングで本当に止まる?応急処置と根本解決の違い

結論からお伝えすると、補修材を用いた作業はあくまで寿命を少し延ばすための応急処置です。根本的な解決にはならないケースが非常に多いのが現実です。

塩化ビニール製の雨樋は、夏の猛暑や冬の厳しい寒さによって年間で数ミリ単位の伸縮を繰り返しています。隙間に充填した補修材が固まっても、この素材自体の伸縮運動に耐えきれず、わずか数か月で破断して再発することがよくあります。

プロの現場で行う根本解決と、ご自身で行う処置には以下のような違いがあります。

項目コーキングによるDIY応急処置専門業者による根本修復
耐久年数数か月から約3年10年から20年程度
施工範囲隙間や割れ目のピンポイント穴埋め配管全体の勾配調整や部材交換
再発リスク高い(素材の伸縮で隙間ができやすい)極めて低い(構造から見直すため)
建物への影響内部への浸水リスクが残る外壁や基礎を雨水から完全に保護

一時的に水を止めることだけに囚われると、内部でじわじわと雨漏りが進行し、建物の木部を腐らせる二次被害につながる恐れもあります。

ホームセンターへ走る前に!落ち葉や土の詰まりによる水漏れオーバーフローを即チェック

修理道具を買いに行く前に、必ず確認していただきたい重要なポイントがあります。実は、雨樋のトラブルでご相談をいただくケースの約半数は、破損ではなく泥や落ち葉の詰まりによる溢れ(オーバーフロー)なのです。

集水器や曲がり角の内部に泥や枯れ葉が溜まると、雨水の通り道が塞がり、継ぎ目やフチから水が溢れ出します。この状態のまま割れていると勘違いして外側に補修剤を塗り込んでも、水の流れは改善されず全く意味がありません。

まずは下から見上げたり、水を流してみたりして、詰まりが原因になっていないか冷静に観察してみましょう。

2階以上の高所作業は絶対NG!ハシゴ作業の落下リスクとDIYで対応できる限界ライン

ご自身で安全に作業できる範囲には明確な限界線が存在します。DIYで対応してよいのは、脚立に乗って足が地面にしっかりついた状態で手が届く1階の軒先までです。

2階以上の高所作業は危険度が跳ね上がります。プロの職人は安全な足場を組み、安全帯を装着して施工を行います。長尺のハシゴを立てかけて行う慣れない高所作業は、バランスを崩して滑落する危険が非常に高く、大変危険です。

ご自身で対応できるかどうかの判断基準をまとめました。

  • 作業位置が1階部分で、ぐらつかない足場が確保できる
  • 水漏れ箇所が目視でき、数センチ程度の小さなひび割れや継ぎ目の緩みである
  • 雨樋全体の形が狂っておらず、傾き(勾配)が正常である

これら3つの条件が揃っていない場合は無理をせず、経験豊富な専門業者へ点検を依頼するのが無難で賢明な判断です。

雨樋の修理で使ってはいけないコーキング剤とは?選び方とおすすめ補修材

雨樋の隙間から水が漏れてくるポタポタ音に耐えかねて、急いでホームセンターの売り場へ駆け込もうとしていませんか。

売り場に並ぶ大量の塗布材を前にして価格だけで適当に選んでしまうと、数ヶ月後に補修部分がペロリと剥がれ落ちたり、将来の塗装工事で思わぬ追加費用が発生したりする深刻な事態を招きます。

雨樋を長持ちさせるためには、プロが現場で徹底している補修材の正しい選定基準を知ることが第一歩となります。

シリコーンシーラントはNG?塗装を弾いて後悔する失敗パターンと変成シリコーンシーラントを選ぶ理由

日曜大工で最も侵されやすい間違いが、安価で手に入りやすい普通のシリコーンシーラントを選んでしまうことです。

普通のシリコーンは表面に強力なシリコンオイルの膜を張り続けるため、将来外壁や屋根と一緒に雨樋を塗装しようとした際、塗料を強力に弾いて弾いて弾きまくります。

塗装業者に依頼した際、特殊な密着プライマーを追加塗布する無駄な工費が発生し、お財布に大きなダメージを与えることになります。

さらに塩化ビニール製の樋は、夏の猛暑と冬の極寒により年間で数ミリ単位の伸縮を繰り返します。

硬すぎる接着剤や密着性の低いシール材では、素材の動きに耐えきれず継ぎ目が疲労破壊を起こします。

そこでプロの現場が絶対に使用するのが変成シリコーンシーラントです。

硬化後もゴムのようなしなやかな弾力性を維持し、上から塗料を重ね塗りできるため、将来のメンテナンスを妨げません。

セメダインスーパーシールなどホームセンターで買えるおすすめコーキング剤と防水シールの選び方

ホームセンターで購入する際は、パッケージ裏面の成分表示に変成シリコーンと記載されていることを必ず確認してください。

初心者でも扱いやすい代表格が、セメダインのスーパーシールや建築用プライマー不要タイプの変成シリコーン材です。

製品タイプ密着性・耐久性塗装の可否主な用途・特徴
変成シリコーン極めて高い塗装可能継ぎ目補修やひび割れの充填にベスト
普通シリコーン高い(塗膜不着)塗装不可外壁塗装時に強烈な弾きが発生するためNG
ブチル系シール中程度条件付き可粘着力は高いが熱による垂れに注意

屋外の塩ビ部材は日光の紫外線や風雨に晒され続けるため、耐候性に優れた成分が含まれている製品を選びましょう。

クリアタイプやブラック、グレーなど、ご自宅の雨樋の色味に合わせたカラーを選ぶと施工後の見た目も美しく仕上がります。

コーキング剤・補修テープ・パテ・塩ビ用接着剤エスロンの使い分けガイド

雨樋の水漏れ補修には複数の資材が存在しますが、破損状態に応じた使い分けが不可欠です。

間違った資材を使うと隙間を埋めきれず、結局水漏れが再発する原因になります。

  • 継ぎ目の隙間や数ミリ程度のひび割れ:伸縮に対応できる変成シリコーンコーキング材
  • 部材同士の完全なジョイント接合部:溶着させて一体化させる塩ビ用接着剤エスロン
  • 直線箇所のピンホールや亀裂の応急処置:耐候性ブチルゴムを採用した補修テープ
  • 大型パーツの欠けてしまった部分の穴埋め:高粘度で形を作りやすい補修パテ

現場の知見からお伝えすると、継ぎ目のズレに対して塩ビ接着剤エスロンだけで固めてしまうと、建物の揺れや熱伸縮でパキッと割れるトラブルが多発します。

可動域がある継ぎ目には弾性を保てる充填材を合わせ込むなど、部位に応じた柔軟な資材選びが住まいを守るカギとなります。

【最短3分】無料で外壁塗装の見積もりを試してみる

雨樋のつなぎ目や継ぎ目からの水漏れを完璧に止めるコーキングのやり方と施工手順

ポタポタと垂れ落ちる雨水をDIYでピタリと止めるには、ただ補修材を塗りたくるだけではうまくいきません。現場で数多くの修理を行ってきた経験から申し上げますと、作業全体の8割は下準備で決まります。正しい道具を選び、正しい手順を踏むことで、初心者でもプロに近い施工品質を実現できます。

道具の準備と養生テープ活用!雨樋の水漏れ補修で揃えるべきDIY必須グッズ

まずはホームセンターで手に入る必須アイテムを揃えましょう。準備が不十分だと、作業途中で塗料や補修材が手について慌てることになります。

  • 変成シリコーンシーラント(屋外用・耐候性タイプ)
  • コーキングガン(専用の充填工具)
  • マスキングテープ(養生用)
  • ヘラ(仕上げ用)
  • パーツクリーナーまたはシリコンオフ(脱脂用)
  • ウエス(雑巾)とワイヤーブラシ

余計な部分に補修剤が付着するのを防ぐため、補修箇所の左右には必ずマスキングテープを貼りましょう。このひと手間で仕上がりの美しさと作業効率が劇的に上がります。

密着度を極限まで高める下地処理!掃除と乾燥と油分を除去する脱脂プライマーの極意

DIY作業で最も失敗しやすいのが、汚れの上からそのまま塗ってしまうことです。雨樋の表面には泥やほこり、さらには塩ビ樹脂特有の油分や排気ガスの皮膜が付着しています。この皮膜を残したまま施工すると、数ヶ月で皮がめくれるように剥がれ落ちてしまいます。

施工ステップ作業内容プロが教える重要ポイント
1. 清掃ブラシと水で泥や苔を落とす詰まりの原因になる落ち葉も除去
2. 乾燥水分を完全に拭き取り乾かす濡れた状態の施工は剥離の原因
3. 脱脂パーツクリーナーで油分を拭く薄い油膜を消し去る最重要工程
4. 下地調整必要に応じて専用プライマーを塗る密着力を限界まで高める

完全に乾燥させた後にパーツクリーナーで油分をしっかり除去することが、長持ちさせるための極意です。

雨水を塞がないコーキング塗布のやり方とヘラ仕上げのプロ技

下地処理が終わったら、いよいよ充填作業です。継ぎ目の隙間に奥までしっかり行き渡るように補修剤を押し出しながら注入していきます。

塗布した直後にヘラを使って、表面を均一に押しならします。力を入れすぎず、余分な材料をかき出しながら平滑に仕上げるのがコツです。注意点として、雨樋の内側に補修材を盛りすぎると水の流れを妨げてオーバーフローを引き起こします。水路を塞がない絶妙な量を見極めて施工してください。仕上げが終わったら、補修剤が乾き切る前にマスキングテープをゆっくり剥がします。

コーキングの完全乾燥までにかかる施工時間と雨の日の作業が厳禁な理由

施工完了後、表面が固まるまでには数時間かかりますが、内部まで完全に固まるには約24時間から48時間が必要です。

天候の選定は極めて重要です。雨の日は当然NGですが、翌日に雨が降る予報が出ている日も作業は避けてください。硬化する前に雨水にさらされると、補修材が流れ出したり白濁して強度が著しく低下したりします。気候が安定した晴天の日を選び、十分な乾燥時間を確保することが補修を成功させる最終ラインとなります。

雨樋のひび割れや穴や継ぎ目のズレなど症状別の正しい補修方法

雨樋のトラブルは一見すると同じように見えても、原因や壊れている箇所によってアプローチがまったく異なります。現場でよくある失敗が、症状を正しく見極めずに片っ端からコーキング剤を塗りたくってしまうケースです。

水漏れの症状ごとに最適な施工手順を選択することが、無駄な出費を抑えて家を長持ちさせる近道になります。

継ぎ目のズレや連結部分の隙間から雨水が漏れる場合の接合補修やり方

雨樋の継ぎ目から水が漏れている場合、ただ外側から隙間を埋めるだけではすぐに再発します。塩ビ製の雨樋は、夏の暑さで伸び、冬の寒さで縮むという性質があり、年間で数ミリ単位の伸縮を繰り返しているからです。

この伸縮運動に耐え切れず、接合部の専用接着剤が剥がれてズレが生じます。

補修する際は、まず継ぎ目の内部に溜まった砂埃や古い接着剤のカスを徹底的に掻き出してください。水洗い後にしっかりと乾燥させ、油分を拭き取る脱脂作業を行うのがプロの鉄則です。

下地処理を怠ると、どんなに高機能な材料を使っても数か月でペロリと剥がれてしまいます。

作業手順施工のポイント失敗しやすい注意点
1. 清掃と乾燥ブラシで砂埃を取り除き完全に乾かす水分が残ると施工後に剥離する
2. 脱脂処理シリコンオフやアルコールで油分を拭き取る汚れの上から塗ると密着しない
3. プライマー塗布下地に応じた接着補強剤を塗る乾燥時間を置かずに次へ進む
4. 変成シリコーン注入隙間の奥まで充填しヘラで圧着する表面だけに薄く塗るとすぐ割れる

充填時には、カチカチに固まる塩ビ用接着剤のみに頼るのではなく、固まった後もゴムのような弾力性を保つ変成シリコーンシーラントを併用してください。これにより、季節ごとの素材の動きを吸収し、しなやかで長持ちする仕上がりを実現できます。

経年劣化による雨樋の小さなひび割れや穴を埋めるピンポイントコーキング術

太陽の紫外線や直射日光を長年浴び続けた雨樋は、徐々に弾力性を失って脆くなり、小さなひび割れや穴が発生します。こうしたピンポイントの破損には、コーキング剤と補修テープを組み合わせた二重補修が極めて効果的です。

ひび割れ部分だけにコーキング材を載せるだけでは、雨の圧力や風の振動で再び割れ目が広がってしまいます。

プロの現場で行うピンポイント補修の手順は以下の通りです。

  1. ひび割れの周辺数センチを含めて脱脂洗浄する
  2. ひび割れの溝に変成シリコーンをしっかり押し込むように充填する
  3. 表面を平らにならした後、完全に乾燥させる
  4. 上から屋外用の高耐候性補修テープ(ゴリラテープ等)を空気やシワが入らないよう貼り付ける

この方法であれば、水圧に耐える強度と外力に負けない柔軟性を両立できます。

大型台風や積雪で雨樋自体の勾配が狂ってポタポタ音がうるさい場合の対処法

雨樋の破損は見当たらないのに、特定の場所から雨水が溢れてポタポタと嫌な音が響くことがあります。この原因の多くは、台風の強風や積雪の重みによって雨樋を支える金具が曲がり、傾き(勾配)が狂ってしまうことにあります。

本来、雨樋は集水器に向かってわずかに下り傾斜がついています。しかし勾配が逆になると、途中で水が溜まり、池のように溢れ出してしまいます。

勾配の狂いに対して、コーキング剤でいくら穴を埋めても根本的な解決にはなりません。水が流れるルートそのものが崩れているからです。

1階の屋根など安全が確保できる低い位置であれば、曲がってしまった金属製の支持金具を少しずつ手やペンチで曲げ直し、水平器で流れを確認しながら傾きを修正する作業が必要です。

ただし、金具の破損が激しい場合や屋根全体の勾配調整が必要な場合は、自力での修復は非常に困難になります。

また、そもそも水漏れだと思っていた症状が、集水器に詰まった落ち葉や泥による溢水(オーバーフロー)だったというケースも非常に多く見受けられます。

材料を買いに走る前に、まずは水洗いをしながら水の流れを観察し、物理的な詰まりがないかチェックすることをおすすめします。

【最短3分】無料で外壁塗装の見積もりを試してみる

雨樋補修テープや100均グッズはどこまで使える?応急処置アイテムの耐久性を比較

ホームセンターや100円ショップの売り場に行くと、水漏れを手軽に止められそうな補修テープやパテがズラリと並んでいます。費用を抑えて自分でサクッと直したいと考える方にとって、これらは非常に魅力的な選択肢に見えますよね。

しかし、現場で数多くの雨樋を見てきたプロの目線から言わせていただくと、これらの資材はあくまで次の本格的な修理までの時間を稼ぐ臨時アイテムに過ぎません。ここでは、各応急処置グッズのリアルな耐久性と限界について分かりやすく解説します。

ニトムズやゴリラテープなど雨どい補修テープの強度と持続期間の実態

ホームセンターで手に入るニトムズなどの雨どい専用補修テープや、強靭な粘着力で知られるゴリラテープは、突然のトラブルを防ぐ応急処置として非常に優秀です。

屋外用テープの多くは耐水性や耐候性に優れており、貼り付けた直後はぴったりと密着して水漏れをピタリと止めてくれます。しかし、どれほど強力な粘着力を誇るテープであっても、太陽からの烈烈な紫外線や雨風にさらされ続けることで、粘着剤は確実に劣化していきます。

特に塩化ビニール製の雨樋は、夏の暑さで膨張し、冬の寒さで収縮するというミリ単位の伸縮を一年中で繰り返しています。この動きにテープの粘着面が耐えきれなくなり、次第に端から剥がれて隙間が生じてしまうのです。

補修アイテムの種類期待できる耐久期間特徴とメリット主なリスク・デメリット
ニトムズ(雨どい補修テープ)約3ヶ月~半年専用品のため馴染みやすく施工が簡単紫外線の影響で徐々に粘着力が低下する
ゴリラテープ(強力防水タイプ)約半年~1年粘着力と強度が非常に高く水に強い剥がす際に強力な粘着剤が残って掃除が大変
100均防水補修テープ約数日~1ヶ月100円と低価格ですぐ手に入る粘着力が弱く雨樋の伸縮で即座に剥がれる
100均隙間補修用パテ約数週間穴や大きな隙間を埋めやすい弾力性がなく振動や気温変化で割れて落下の危険

市販の補修テープで水漏れを完全に止め続けられる期間は、長くて半年から1年程度が限界と捉えておくのが安全です。

100均の補修テープやパテで雨樋の水漏れを止めるリスクと一時しのぎの限界

コストを極限まで抑えようと100円ショップの防水テープや補修パテを利用される方も多いですが、これらには注意が必要です。

100均で販売されている資材は、室内や一時的な水回りの修繕を想定して作られているものが多く、過酷な屋外環境に耐えられる設計にはなっていません。日中の日光で温められた雨樋表面の熱によって粘着剤が溶けて流れてしまったり、固まるタイプのパテは弾力性がないため雨樋の伸縮に追従できず、数週間でカチカチにひび割れて落ちてしまうケースが後を絶ちません。

さらに恐ろしいのが二次被害のリスクです。半端に接着力が残ったパテやテープの破片が流され、集水器や縦樋の中に詰まってしまうと、雨水が行き場を失って屋根や外壁へと溢れ出します。結果として、最悪の場合は住まいの柱や壁を痛める深刻な雨漏りに繋がる恐れがあります。

雨樋から水が漏れて音がうるさい夜間にすぐできる緊急ポタポタ音防止対策

雨の日の夜、継ぎ目から漏れた雨水が庇や室外機に落ちてポタポタと激しい音を立てると、気になって眠れないこともありますよね。

夜間や悪天候の最中に、暗い中でハシゴに登ってコーキング作業を行うのは滑落の危険があり絶対にやってはいけません。そんな時は、地上から安全に対応できる応急処置を取りましょう。

もっとも効果的で安全な方法は、水滴が落ちて打ち付けられる場所に不要な毛布や厚手のタオル、または洗車用の柔らかいスポンジを敷いておくことです。落下の衝撃音を布やスポンジが吸収してくれるため、不快なポタポタ音を即座に和らげることができます。

また、低い位置の雨樋であれば、プラスチック製の紐やビニール紐を水漏れしている継ぎ目部分に縛り付け、その端を地面やバケツまで垂らしておくテクニックも有効です。雨水が紐を伝って静かに下へと流れるため、雫が弾ける音を防ぐことができます。

これらの方法で静かな夜を確保し、天気が回復した安全な昼間に、変成シリコーンシーラントを使った正しい修繕やプロへの点検依頼を進めていきましょう。

専門業者へ雨樋工事を依頼する場合の費用相場と損をしない見積もりの見方

DIYでの応急処置には限界があり、ハシゴの届かない高所や広範囲の変形はプロの手による施工が不可欠です。しかし専門業者に修理を頼む際、適正な価格や工事内容が分からず不安になる方も多いのではないでしょうか。

業者の出す見積書を正しく読み解き、不要な費用を払わずに住まいを守るための判断基準を解説します。

部分的なコーキング打ち替えや継ぎ目交換の工事費用相場と作業時間

1階の軒樋の継ぎ目から水が漏れている場合など、局所的な修理であれば足場を組まずに作業できるケースがあります。プロの現場では単に隙間を埋めるだけでなく、古い接着剤の撤去や専用プライマーを用いた下地処理を徹底するため、DIYとは比較にならない耐久性を発揮します。

部分補修における一般的な費用感と作業時間の目安は以下の通りです。

工事内容費用相場(税込)作業時間の目安特記事項
継ぎ目部分のコーキング打ち替え15,000円 ~ 30,000円1時間 ~ 2時間既存コーキングの撤去と脱脂処理を含む
破損部材(パッキン・継手)の交換20,000円 ~ 40,000円1時間 ~ 3時間同型品番の部材調達が必要
高所作業費(はしご・高所作業車)10,000円 ~ 30,000円1階屋根や安全性に問題がない場合

見積書を確認する際は、工事内容に「下地処理」や「既存補修材の撤去」が含まれているか必ずチェックしてください。古い材の上から塗るだけの不誠実な施工を行う業者も存在するため、工程の明細を確認することが失敗を防ぐカギとなります。

雨樋全体の交換工事や足場仮設が必要になる劣化のサインとチェック項目

築15年以上が経過している戸建て住宅や、2階以上の軒樋から水が漏れ出している場合は、部分補修ではなく全体的な交換工事が必要になることがほとんどです。特に2階の高所作業では安全確保のために仮設足場が必要となり、足場費用だけで10万円から20万円程度の費用が発生します。

以下のような症状が出ている場合は、雨樋の寿命が近づいているサインです。

  • 樋全体が紫外線の影響で変色し、触るとパキッと割れやすい状態になっている
  • 台風や積雪の重みで樋受け金具が曲がり、水が流れる勾配が逆になっている
  • 継ぎ目を何箇所もコーキングで補修しても、別の場所から水漏れが再発する

雨樋全体を交換する場合の工事費用は、一般的な戸建て住宅で20万円から40万円程度が相場となります。足場を組む工事を行うのであれば、外壁塗装や屋根の点検・メンテナンスも同時に行うほうが、将来的な足場代の二重払いを防げてトータルの出費を大幅に抑えられます。

火災保険が適用できる可能性がある風災被害の条件と申請時の注意点

雨樋の水漏れや破損の原因が、大型台風による暴風や冬場の積雪である場合、ご加入中の火災保険を利用して自己負担ゼロまたは最小限の費用で修理できる可能性があります。火災保険の「風災・雪災」補償は、経年劣化ではなく「突発的な自然災害による被害」に対して降りるためです。

火災保険を申請する際に押さえておくべきポイントは以下の3点です。

  • 被害を受けてから3年以内に申請を行うこと
  • 風災や雪災によって壊れた証拠となる現場写真を残すこと
  • 申請用の見積書や被災状況報告書を作成できる専門業者に相談すること

経年劣化による破損を自然災害と偽って申請する悪質な代行業者には十分注意してください。正しく被害状況を調査し、保険会社へ提出する書類を適切に作成してくれる施工実績の豊富な業者を選ぶことが、トラブルなく補修を完了させるための最善策です。

【最短3分】無料で外壁塗装の見積もりを試してみる

確実な雨樋修理と長持ちする住まいづくりならスターペイントへお任せください

雨樋の継ぎ目や割れから発生する水漏れは、市販のシーリング材を使った応急処置だけで放置してしまうと、後々大きな二次被害へ繋がるケースが少なくありません。

住まいを水滴や湿気の侵入から守り、長期的に安心できる環境を保つためには、現場の構造を熟知した専門家による正確な診断と根本的なアプローチが不可欠です。

DIYで下地処理の脱脂を怠り失敗してしまった方や、高所作業に不安を感じている方は、外装のプロフェッショナルへぜひご相談ください。

年間3,000件以上の施工実績を誇る屋根・外装専門店スターペイントの強みとこだわり

私たちが多くのお客様から選ばれ続けている理由は、圧倒的な現場経験に基づく確かな技術力と、住まい全体を見据えた施工品質にあります。

雨樋は一見するとシンプルな部材に見えますが、塩ビ樹脂の年間伸縮や台風時の風圧、降雨時の水流計算など、高度な現場知識が求められる構造物です。

スターペイントの強み現場での具体的なメリット
年間3,000件以上の施工データ構造や症状に合わせた最適な修繕プランを即座に提案
自社職人による一貫施工下地洗浄から脱脂、専用プライマー塗布まで手抜きなし
建物全体の外装診断外壁や屋根を含めたトータルメンテナンスで余計な足場費用を削減

ただ隙間を穴埋めするだけの作業ではなく、将来的な外壁塗装時に塗料を弾くようなトラブルを起こさない材料選定まで徹底しています。

部材の寿命や歪みの状態を見極め、本当に必要なメンテナンスだけをご案内することをお約束します。

単なるコーキング補修に留まらない!建物全体を守る無料雨樋診断と安心の自社施工

雨樋から水が溢れ出ている原因が、実は破損ではなく集水器や曲がり角のゴミ詰まりだったという事例は、現場調査でも頻繁に見受けられます。

原因を誤解したまま継ぎ目に充填作業を行ってしまうと、かえって雨水の逃げ道を塞ぎ、ポタポタ音が悪化したり外壁の内部へ浸水したりするリスクが高まります。

そのため私たちは、ドローンや高所カメラを用いた無料雨樋診断を実施し、見えにくい高所の状態を正確に可視化しています。

  • 1階・2階を含めた雨樋全体の傾斜や勾配チェック
  • 落ち葉や土砂による内部詰まりの有無
  • 紫外線劣化による割れや継ぎ目部分の隙間確認
  • 外壁や軒天への水差し被害の有無

下請け業者に丸投げせず、自社の専任職人が責任を持って施工を行うことで、余計な中間マージンをカットしつつ高品質な工事を実現します。

LINEやメールで画像を送るだけ!雨樋トラブルの無料相談から施工までの流れ

ご多忙な方でも気軽にご利用いただけるよう、スマホから簡単に完了するオンライン相談窓口をご用意しております。

お部屋の窓から安全に撮影できる範囲で、気になる破損箇所の写真を送信していただくだけで、専門スタッフが状態を確認いたします。

  1. 写真の送信:LINEまたはお問い合わせフォームから写真を送付
  2. 概算の提示:専門スタッフが症状を確認し、考えられる原因と対応策をお伝え
  3. 現地調査・お見積り:ご自宅へ伺い、安全な作業環境を確認したうえで正式な見積を作成
  4. 施工・施工完了検査:自社職人による施工後、水通しテストを実施して仕上がりを確認

ポタポタ落ちる水滴の音や雨水の垂れ流しに悩まされる前に、まずはお気軽な無料診断から住まいの安全を確保してください。

この記事を書いた理由

著者 – スターペイント

年間3,000件を超える施工現場で蓄積した雨樋補修の知見をもとに、現場のプロが執筆した専門解説です。

全国の現場で施工にあたる中で、DIYで雨樋の水漏れを直そうとして「シリコーンシーラント」を使用してしまい、後の外壁塗装時に塗料を弾いて施工不能になったケースや、高所での無理なハシゴ作業による危険なトラブルを数多く目にしてきました。また、水漏れの原因が単純なひび割れではなく、ゴミ詰まりや経年劣化による勾配の狂いであるにもかかわらず、間違ったコーキング処理だけで済ませてしまい、住まいの柱や外壁へ二次被害を広げてしまった事例も少なくありません。住まいの状態に応じた正しい知識がないまま作業を行うことは、無駄な出費や事故に直結します。

そこで、ホームセンターで買える補修材の正しい選び方や、密着度を高める脱脂などの下地処理、安全に対応できる作業の限界ラインを正確に伝えるため本記事を用意しました。年間施工実績3,000件以上の経験に裏付けられた知識を届けることで、誤った自己流補修による失敗を防ぎ、大切な住まいを長く安心・納得の状態で守っていただくことが私たちの願いです。

【最短3分】無料で外壁塗装の見積もりを試してみる