【DIYで10年キープ?】frp防水 トップコート 塗り替え DIYの全手順+プロの裏ワザ公開

はじめに
 住宅のバルコニーや屋上の防水に欠かせないFRP防水は、約10年ごとにトップコートの塗り替えが必要です。
業者に頼むと10〜15万円かかりますが、自分でDIYすれば材料費と工具レンタルで約3万円に抑えられます。

本記事では、初心者でも安心して進められるよう、必要な道具・材料の選び方から、高圧洗浄や研磨などの下地処理、プライマー塗布、トップコートの塗り替え手順までを図や表を交えてわかりやすく解説。さらに、失敗しないコツや安全対策、プロ依頼との費用比較もご紹介します

FRP防水トップコート塗り替えDIYの基礎知識

住宅のベランダや屋上などでよく使われる「FRP防水」。
ここでは、その仕組みとトップコート塗り替えが必要な理由をお伝えします。
DIYに取り組むときのメリット・デメリットも合わせてチェックしましょう。


FRP防水ってどんなもの?メリットと寿命の目安

  • FRP防水(ガラス繊維強化プラスチック) は、ガラスの細い繊維(ガラスマット)に樹脂をしみ込ませて固めた防水層です。
  • 軽くて頑丈、しかもつなぎ目が少ないので、水漏れしにくいのが特長。
  • 寿命は約10年 が目安。長持ちするぶん、定期的なメンテナンスが必要です。

こんなサインが出たら要注意!劣化の見つけ方

  1. 色あせ・黄ばみ
    • 長年の紫外線や雨風で、表面の色がくすんでしまいます。
    • 白やグレーだった部分が黄色っぽくなるのが目安です。
  2. ひび割れ・めくれ
    • 人が歩いたり、室外機の振動を受けたりして、小さなヒビやめくれができます。
    • ソフトな「パリッ」という手応えを感じたら、塗り替えを考えましょう。
  3. 水たまりが残る
    • 防水膜が劣化すると、排水口に向かって水が流れにくくなります。
    • 雨が降ったあとに30分以上、ベランダに水が残るようなら要チェック!

これらをほったらかしにすると、防水性能が落ちて「雨漏り」や「下の階への水漏れ」を招く恐れがあります。早めの対策で大きなトラブルを防ぎましょう。


なぜトップコートは10年ごとに塗り替え?そのワケ

  • トップコート は、FRP層を紫外線や摩耗から守る「透明の膜」です。
  • この膜がないと、紫外線でFRP自体が傷んでヒビが広がりやすくなります。
  • また、コケや藻(も)が生えやすくなり、防水の役割を充分に果たせなくなるからです。
  • 塗り替えることで、見た目もピカピカになり、耐久性もグンとアップします。

プロ施工 vs DIYのコスト・品質比較

施工方法費用相場メリットデメリット
プロ施工¥100,000〜150,000・仕上がり品質が安定
・短期間で完了
・コスト高
・業者選びに時間がかかる
DIY¥30,000前後・コストを大幅削減
・スケジュール自由
・慣れない作業は失敗リスク
・時間がかかる

DIYはコスト重視派に最適ですが、作業手順を守らないと仕上がりムラや防水性能低下を招くため、正しい方法で進めることが大切です。

たった3分で外壁・屋根塗装の相場が分かる!

DIYに必要な道具・材料リスト

ベランダや屋上のFRP防水トップコートを塗り替えるには、下地準備から仕上げ塗装まで一連の道具と材料が必要です。
ホームセンターやネット通販で手に入りますので、事前にそろえておきましょう。


必須ツール一覧

項目用途ポイント
高圧洗浄機汚れや古い塗膜をしっかり落とす家庭用100VタイプでOK。ホースやノズルの長さもチェック。
研磨パッド/紙やすり表面のざらつきを整え、プライマーの密着力を高める粗め(80番)→細かめ(120番)の順で使うとムラになりにくい。
マスキングテープ塗りたくない部分を保護する(養生)幅50〜100mmがおすすめ。曲線部分には細テープを使い分けるとキレイに。
養生シート塗料の飛散防止、周囲の汚れ防止耐候性・耐水性タイプ。端は重しで固定すると風でめくれにくい。
ハケ・ローラープライマーやトップコートを塗るハケは細かい部分用。ローラーは毛足の短いものを選ぶと塗りムラが減る。
ウエス/布切れアセトン脱脂や拭き取り作業ホコリを残さないため、使い捨てタイプや古布がおすすめ。
バケツ・トレイ塗料の攪拌(かくはん)・希釈・塗料受けトレイは深めのものを用意し、こぼれを防ぐ。
ゴーグル・マスク・手袋安全対策:目や呼吸器、肌への塗料飛沫・溶剤対策塩ビ手袋や耐溶剤マスクなど、溶剤対応のものを使うと安心。

材料選びのポイント

材料特長価格相場
エポキシプライマー低粘度で下地にぐんぐん浸透し、強い密着膜を形成¥5,000〜7,000/缶(2kg)
ウレタンプライマー伸縮性がありひび割れに追従、トップコートとの相性が良い¥6,000〜8,000/缶(2kg)
ウレタン系トップコート艶あり・艶消し・防藻タイプなど多彩。紫外線・汚れに強い¥8,000〜12,000/缶(10kg)
アセトン表面の油分やホコリを完全に脱脂し、プライマーの密着性を高める¥500〜800/1L
希釈剤(メーカー指定)塗料を適切な粘度に調整。希釈しすぎないよう、メーカーの指示を守ることプライマー付属、または¥500〜1,000/1L

購入・レンタル/ネット通販活用術

  1. 工具レンタルを賢く利用
    • 高圧洗浄機や電動研磨機はホームセンターのレンタルが便利。
    • 1日¥1,000〜2,000程度で借りられ、保管やメンテナンス不要。
  2. ネット通販でまとめ買い
    • DIYキットや材料セットを選ぶと、単品購入より10〜20%オフになることも。
    • レビューを必ずチェックし、信頼できるブランドを選びましょう。
  3. 地元業者の見積もりと比較
    • プロ施工との費用差を実感するために、まずは見積シミュレーションでDIY総額(材料+レンタル費)を算出。
    • スターペイントの無料見積シミュレーションなら、チャット形式で1分。費用の不安を解消できます。

これらの道具・材料をそろえれば、下地準備から仕上げ塗装までスムーズに進められます。

次章では、実際の手順──高圧洗浄や研磨による下地処理──について、ポイントをくわしく解説します!

【工程1】下地準備〜洗浄・研磨

防水層とトップコートの密着性をぐんと高める、一番大切なステップです。丁寧に、かつ効率よく進めましょう。

1. 作業前のチェックと準備

  • 天候・気温・湿度:10〜30℃、湿度60%以下、風速5m/s以下の日を選びます。雨天や湿度80%超は乾燥不足や汚れの再付着を招くので避けましょう。
  • 養生:塗りたくない場所(窓枠、ドア、植物など)にマスキングテープと養生シートを。ホコリの舞い散りや飛び散りを最小限に抑えられます。
  • 安全装備:ゴーグル、耐溶剤マスク、手袋、長袖・長ズボンで肌を保護。高圧水やアセトン対策に万全を期しましょう。

2. 高圧洗浄で汚れ&旧塗膜を一掃

  1. ノズルの調整:ノズルを約30cm離し、やや広めの扇形噴射に設定。近づけすぎるとFRP層を傷める恐れがあります。
  2. 往復洗浄:汚れが浮き上がるまで、一定のリズムで上下・左右に往復。1ヶ所に集中せず、均一に動かすことがポイントです。
  3. すすぎ:洗剤を使う場合は専用洗浄剤を薄めて使い、しっかりすすいで残留しないように。
  4. 初期乾燥:高圧洗浄後はそのまま1~2時間程度、自然風を当てて大まかな水分を飛ばします。

3. しっかり乾燥させる

  • 洗浄後は最低24時間以上放置し、完全に乾かします。表面に水滴が残っていると、以降の研磨や脱脂でムラや密着不良を起こします。

4. 研磨で平滑な下地に仕上げる

  1. 番手の使い分け
    • 80番(粗):古いトップコートやひび割れ箇所をしっかり剥がす。
    • 120番(中):全体を軽くこすり、細かい凹凸をならしていく。
  2. 動かし方のコツ
    • 円を描くように回転運動で研磨し、線傷を残さない。
    • 定期的に目視&手で触れて、凹凸やバリの有無を確認。
  3. 粉塵(こなじん)除去
    • 乾いたウエスで拭き取り。
    • エアブロー(または掃除機)で細かな粉を吹き飛ばす。

5. アセトン脱脂で仕上げ

  • 脱脂手順:ウエスにアセトンをしみ込ませ、全体をまんべんなく拭き上げ。油分や目に見えない粉塵を根こそぎ取り除きます。
  • 乾燥時間:約30分。アセトンが完全に揮発してから次の工程へ。揮発が不十分だとプライマーがはがれやすくなるため、焦らず待ちましょう。

【工程2】プライマー塗布

下地とトップコートをつなぎとめる「接着剤」のような存在です。塗りムラや剥がれを防ぐため、じっくり丁寧に。

1. プライマーの種類選び

  • エポキシ系プライマー
    • 特徴:低粘度でFRPに深く浸透し、強靭な密着膜を形成。
    • 向き不向き:硬化後は丈夫ですが、温度が低いと硬化が遅い場合あり。
  • ウレタン系プライマー
    • 特徴:弾性が高く、ひび割れ追従性に優れる。
    • 向き不向き:動きの多いベランダに最適。ただし硬化時間はエポキシより長め。

2. 混合・希釈のポイント

  • 計量は正確に:付属の計量カップやスケールでキッチリ計る。比率が狂うと硬化不良や密着力低下を招きます。
  • 希釈剤はメーカー指定を:プライマー付属の希釈剤、または同社推奨品のみ使用。水や他社溶剤はNG。

3. 1回目塗布

  1. ローラー選び:毛丈6〜10mm程度の短毛ローラーを使うとムラが出にくい。
  2. 塗り方
    • 軽くロールし、表面に均一に行き渡るように。あまり厚く塗らず、薄膜を意識。
    • ハケは切り返し部分や隅を補うために使います。
  3. 乾燥時間:気温20℃で約2時間。指でそっと触ってツヤがなく、ベタつかなければOK。

4. 中研ぎと2回目塗布

  • 中研ぎ:240番の紙やすりでごく軽く表面をなで、細かなホコリや盛り上がりを取り除きます。
  • 2回目塗布:1回目と同様に薄く均一に。膜厚を確保し、水や衝撃に強い下塗り層を作ります。

5. よくあるトラブルと対処

問題原因対処法
塗りムラが残るローラー・ハケのコシが強すぎ/動かし方にムラがある切り返しを小さくし、塗料が乾く前に毛足の短いブラシで均す
泡立ち塗料温度が高すぎ/撹拌(かくはん)不足直射日光を避け、涼しい日陰で撹拌をしっかり行う
密着不良下地の脱脂や乾燥不足/希釈比率が不適切脱脂を再度行い、必ず揮発待ち後に塗布。希釈比を見直す

【工程3】トップコート塗布

FRP防水の仕上げとして、耐候性や耐摩耗性を高めるクリア層です。仕上がりと耐久性を左右するので慎重に。

1. トップコートの種類と選び方

  • 艶ありタイプ:光沢感重視の方に。雨水がすべり落ちやすい反面、汚れが目立つことも。
  • 艶消しタイプ:落ち着いたマットな質感。ホコリや砂が目立ちにくいのでベランダ向き。
  • 防カビ/防藻タイプ:湿気や日陰になりがちな場所で、カビ・コケの発生を抑制。長期メンテナンスフリー効果あり。

2. 塗装方法の比較

方法メリットデメリット
ローラー塗りムラが少ない・小面積に最適大面積では時間がかかる
エアレス吹付け短時間で均一塗布・大面積を一気に施工噴霧範囲が広く飛散しやすいため、養生を徹底必要

3. 具体的な塗り方の手順

  1. 1回目塗布
    • ローラーは「たたき塗り」で塗料を押し込むイメージ。
    • 吹付けの場合は、スプレーガンを30cm程度離し、上下左右に均一に動かす。
  2. 乾燥チェック
    • 指触乾燥(軽く触ってベタつきがなければOK)。気温20℃で約4時間が目安。
  3. 2回目塗布(必要に応じて):
    • ムラや薄い箇所を中心に、1回目の乾燥後24時間以上あけて重ね塗り。
    • 重ねることで膜厚を確保し、耐久性が格段にアップします。

たった3分で外壁・屋根塗装の相場が分かる!

4. 仕上がり確認とアフターケア

  • 光沢ムラ・色むら:光をあてて斜めに見ると分かりやすい。ムラがあれば追い塗りを検討。
  • 膜厚チェック:専門の膜厚測定器があればOK。なければ、目視で均一に盛り上がっているか確認。
  • 初期点検:施工後1週間以内に雨天を見計らって水はけやムラをチェックし、問題あれば早めに補修を。

安全・品質を確保する注意点

DIYで失敗しないために、「なぜ注意が必要か」「どう対処すればいいか」をQ&A形式でわかりやすく解説します。最後にチェックリストもご用意しましたので、作業前に必ずご確認ください。


Q1. どんな天候・気温・湿度がベスト?

A.

  • 気温:10〜30℃が理想。寒すぎると塗料が硬くなり、暑すぎると乾燥が早すぎてムラが出やすくなります。
  • 湿度:60%以下が望ましい。湿度が高いと塗膜内部に水分が閉じ込められ、剥がれの原因に。
  • 風速:5m/s以下の日を選びましょう。強風日は塗料が飛び散ったり、養生シートがめくれやすくなります。

ポイント:晴れが続く日を選び、施工前後で2日以上天気予報をチェックしてください。


Q2. 換気や火災対策はどうすればいい?

A.

  • 換気:溶剤の匂いや有害な蒸気がこもらないよう、窓やドアを開けて扇風機・換気扇を回しましょう。
  • 防火:塗料やシンナーは引火性があります。タバコや火気(BBQ、ろうそくなど)は厳禁。まわりに消火器を用意すると安心です。
  • 保護具
    • ゴーグル:目に飛び散りを防止
    • マスク:有機溶剤対応のものを選ぶ
    • 手袋:耐溶剤性の手袋で肌を守る

ポイント:準備に「手間」を惜しまないと、安全かつ気持ちよく作業できます。


Q3. よくある失敗とその防ぎ方は?

  1. 塗料の希釈不足
    • 原因:粘度が高すぎるとローラーやハケ跡が残りやすい。
    • 対策:必ずメーカー指定の希釈剤で、指定の比率で薄めること。取扱説明書は必ず目を通しましょう。
  2. 乾燥不足での重ね塗り
    • 原因:表面が触れるくらいに乾いても、内部に湿気や溶剤が残っている場合があります。
    • 対策:指触乾燥(軽く指で触ってベタつきがなくなる状態)を確認後、さらに**+6時間**は待機してから重ね塗りしましょう。
  3. 下地処理の手抜き
    • 原因:洗浄や脱脂が不十分だと、プライマーやトップコートが剥がれやすくなります。
    • 対策:高圧洗浄→研磨→アセトン脱脂の順で、手順を飛ばさず丁寧に行うことが最重要です。

作業前チェックリスト

  • 天気予報で晴れが続く2日以上を確認
  • 気温10〜30℃/湿度60%以下/風速5m/s以下の日を選定
  • 換気扇や扇風機を準備し、窓やドアを開放
  • 消火器を手の届く範囲に配置
  • ゴーグル・マスク・耐溶剤手袋を装着
  • メーカー指定の希釈剤で塗料を適切に希釈
  • 指触乾燥+6時間の乾燥時間を確保
  • 高圧洗浄→研磨→アセトン脱脂を完全実施

以上のQ&Aとチェックリストを参考に、安全第一でFRP防水トップコートのDIY塗り替えに取り組んでください!

DIY vs プロ依頼──費用・効果のリアル比較

FRP防水トップコートの塗り替えは、自分でやるとコストを抑えられますが、仕上がりや保証面も気になりますよね。ここでは「DIY」と「プロ依頼」の両面を、くわしく比較します。


費用の違いを確認しましょう

項目DIY材料+レンタル費用(目安)プロ施工費用(目安)
高圧洗浄機レンタル¥2,000/日施工費に含む
研磨具・マスキング用品¥5,000施工費に含む
プライマー(2kg)¥6,500施工費に含む
トップコート(10kg)¥10,000施工費に含む
合計約¥23,500¥100,000〜150,000
保証・アフターサポートなし1〜5年保証+定期点検サービス

DIYなら材料費+レンタル代で約2〜3万円に抑えられるのが大きな魅力。一方、プロに頼むと10万〜15万円が相場ですが、手間いらずで仕上がりはまさに“おまかせ品質”です。

たった3分で外壁・屋根塗装の相場が分かる!


長期的な安心感・効果をどう考える?

  • DIYの場合
    • メリット
      • 家計に優しい
      • 自分のスケジュールで好きな日取りにできる
      • 「自分でやり遂げた!」という満足感
    • デメリット
      • 保証がないため、塗装後に問題が起きても自己対応
      • 技術や手順に不慣れだと、ムラや剥がれが出やすい
      • 2日以上かかる場合があり、天候調整が必要
  • プロ施工の場合
    • メリット
      • 手間ゼロで短期間(1日〜2日)に完了
      • 長期保証(1〜5年)や定期点検でアフターサポート万全
      • 熟練の技術でムラや剥がれリスクを最小化
    • デメリット
      • DIYの3〜5倍のコスト
      • 業者選びやスケジュール調整が必要

どちらを選ぶ?判断のポイント

  1. 予算重視ならDIY
    • まずは材料購入+レンタルで試してみたい方
    • ランニングコストを抑えつつ、自分の手で家をメンテナンスしたい方
  2. 安心と手間削減ならプロ
    • 忙しくて作業時間が取れない方
    • 将来のトラブルを業者保証でカバーしたい方
    • 完璧な仕上がりを重視する方

まとめと次の一歩

これまでご紹介したDIYのポイントを、もう一度おさらいします。
これをチェックリストにして、作業前に目を通してみてくださいね。

本記事の要点まとめ(チェックリスト)

  • 下地の洗浄・研磨・脱脂
    水や汚れ、古い塗膜をしっかり落として、プライマーがよくくっつく状態にする。
  • プライマーは2回塗り
    1回目で密着性を高め、2回目でしっかり膜厚をつくることで剥がれにくく。
  • トップコートは用途に合わせて選ぶ
    艶あり/艶消し/防カビタイプなど、お住まいの環境や好みに合わせて。
  • 天候・換気・保護具で安全第一
    気温10~30℃、湿度60%以下の日を選び、窓を開けてマスクや手袋を着用しましょう。

もし「手順はわかったけど不安…」というときは、遠慮なくご相談ください。スターペイントのお客様相談窓口がサポートします。


DIYに不安がある場合の相談窓口

作業中の困りごとや仕上がりのチェックなど、どんな小さなことでもお気軽にどうぞ。
スターペイント お客様相談窓口
📞 0120-983-997


スターペイントの無料見積シミュレーション

DIYとプロ施工のコストを比べたい方は、チャット形式でたった1分の無料シミュレーションをお試しください。

  • 材料費・レンタル費用
  • プロに頼んだ場合の施工費用

この見積シミュレーションで、「自分にぴったりの方法」がすぐにわかります!
👉

コラムのまとめ

本記事では、FRP防水トップコートのDIY塗り替えを安全・確実に行うための全ステップをやさしい言葉で解説しました。ポイントを以下の4つの柱に分けておさらいします。


1. 劣化サインの見つけ方

  • 色あせ・黄ばみ:長年の紫外線で表面がくすむ。
  • ひび割れ・めくれ:歩行や振動で小さなクラックが発生。
  • 水たまり:排水が悪くなると数十分残水する。
    → これらを放置すると雨漏りリスクが高まるため、約10年を目安にチェックを。

2. 下地準備の3ステップ

  1. 高圧洗浄:ノズルを30cmほど離し、汚れや旧塗膜を均一に除去。
  2. 研磨:80番→120番の紙やすりで凹凸をなくす。円を描くように動かし、バリを確認。
  3. アセトン脱脂:ウエスで全体を拭き、30分以上乾燥。油分や微細な粉塵を取り切る。

→ ここでの手間が、仕上がりと密着力を決める重要ポイントです。


3. プライマー&トップコート塗布

  • プライマー(下塗り)
    • エポキシ系:硬化膜が丈夫、浸透性◎
    • ウレタン系:弾性が高くヒビ追従性◎
    • 2回塗りでしっかり膜厚を確保。乾燥後は240番で軽く中研ぎ。
  • トップコート(仕上げ)
    • 艶あり/艶消し/防カビタイプから選択
    • ローラー塗りは小面積向き、吹付けは大面積短時間施工向き
    • 指触乾燥+24時間後に重ね塗りするとムラ防止

→ 正しい乾燥時間と希釈比を守ることで、ムラや剥がれを防ぎます。


4. 安全対策と失敗回避

  • 天候:気温10~30℃/湿度60%以下/風速5m/s以下を選ぶ。
  • 換気・防火:窓や扇風機で換気。火気厳禁、消火器をそばに。
  • 保護具:ゴーグル、耐溶剤マスク、手袋を必ず着用。
  • よくある失敗
    • 希釈不足 → ムラの原因。メーカー指定で正確に希釈。
    • 乾燥不足 → 重ね塗りは指触乾燥後+6時間待機。
    • 下地処理の手抜き → 剥がれリスク。手順を省かず丁寧に。

コスト比較と次の一歩

  • DIY:材料+レンタル費で約¥23,500 → 家計に優しく達成感あり
  • プロ施工:¥100,000〜150,000+1〜5年保証/定期点検 → 手間ゼロ&安心

もし「DIYに不安がある」「仕上がりを確実にしたい」方は、スターペイントの無料見積シミュレーション(チャットで1分)でまずは費用感をチェック。気になる点はお客様相談窓口(0120-983-997)へどうぞ!


このまとめを参考に、無理なく安全にFRP防水トップコートのDIY塗り替えに挑戦してください。あなたの住まいが、より長く美しく守られますように。

さいごに

盛夏の6月~8月は、外壁や屋根の塗装を行うのに意外とねらい目のシーズンです。
雨の日は少なくなり、気温や湿度が安定しているため、塗料の乾燥が早く仕上がりも美しくなります。

チャット形式で1分で、
我が家の外壁塗装・屋根塗装の最安値がいくらかをすぐにチェックできます!簡単無料でお使い頂けるので、お気軽にお試しください。

たった3分で外壁・屋根塗装の相場が分かる!