
「外壁塗装を考えてるんだけど、なにせ高いんだよね…」
「助成金とか補助金とか貰えるって聞いたけど…」
外壁塗装は高いお買い物。
お金が貰えるなら貰っておきたい…!
そうお考えの方って多いと思います。
同じ工事内容であれば、価格は違っても仕上がりは同じ。
自治体がせっかく用意してくれている助成金。
有効に活用していきたいですよね。
この記事では、助成金や補助金の申請方法や注意点をご紹介いたします。
塗装工事をお考えの方は、ぜひ参考にされてください。
令和5年度の愛媛県の助成金・補助金の探し方
助成金・補助金の申請受付は行われている

令和5年度も、愛媛県の補助金のほか、松山市を始めとする多くの市区町村が助成金・補助金の申請受付を開始しています。
まずは「〇〇(お住まいの市区町村) 外壁塗装 助成金」といったキーワードで検索してみましょう。
「住宅リフォーム補助金」「住宅改修補助制度」といった名称で各自治体のページがヒットするかと思います。
また、各自治体サイトのトップページから探すことも可能です。
ただし、自治体のホームページは情報がたくさん載っており、見つけ出すのに時間がかかってしまうことも。
自治体によっては、そもそも外壁塗装に関する補助事業を行っていない場合もあります。
探すのは一苦労、確実に知りたいとお思いになった方は、お住まいの市区町村に直接お問合せすることをおすすめします。
外壁塗装は補助事業の対象内なのか

助成金や補助金の名称を確認した際に、「あれ?これ本当に外壁塗装の助成事業なの?」と一瞬不安を感じた方もいらっしゃるかと思います。
より正確に言うと、「各種の助成事業の対象工事の一つに外壁塗装工事がある」ということです。
リフォーム系の助成事業は、それぞれ支援や推進のための目的があります。
例えば、このような目的があります。
- 多世帯の同居や省エネの促進
- 地域の活性化や定住化
- 空き家の対策や有効活用
- 住環境の整備や改善…,etc.
こうした事業の対象工事は幅広いことが多いです。
例を挙げると、
- お風呂やトイレといった水周りの改修工事
- バリアフリーのための手すりの設置や段差の解消
- 省エネのための断熱材の設置
- 防水機能向上のための屋根の葺き替え…,etc.
といったように、建物の居住性能を向上させるための多くの関連工事が対象になっています。
防水機能や家の寿命を高める塗装もまた、建物の性能を向上させる改修工事の一つです。
省エネや耐久性能向上のための工事が指定されているのであれば、屋根や床、天井の改修とともに外壁塗装も該当していることが多くあるのです。
多くの場合、対象工事はホームページ等できちんと明記されています。
ただし、工事金額によっては、助成金を利用できない場合がある点に注意しましょう。
「工事金額〇万円以上の工事が対象」という条件の場合があり、それ以下の工事金額であれば助成金を受け取ることはできません。
各自治体のホームページの情報

一部の自治体では、受付状況や残額をホームページで公開しています。
掲載された年月日や更新日から、最新の情報であるかを確認することもできます。
助成金・補助金の受け取りが可能な対象に関しても、中古住宅や空き家のみ、遮熱や断熱塗料の塗装工事のみ、市内にお住まいかつ住宅の所有者…といった風に、各自治体の制度ごとに実施対象や要件も異なります。
自分は対象者なのか、まだ申請は受けられるか等の詳細を把握するためにも、助成金・補助金のページは一度必ず目を通しておきましょう。
「ここの説明がよくわからない…」といった場合には、お電話やメールでお問い合わせしたり、担当の窓口に直接聞いたりしてみるのもよいでしょう。
補助費用額の傾向
補助費用額の傾向としては主に「工事費の10%〜20%を補助(上限あり)」のものが多いです。
金額としては最大10万円や15万円程度の補償を受けることができる傾向にあります。
助成金・補助金を受け取るまでの流れ
申請の流れ
申請の大まかな流れは以下の通りです。
- 申請を行う
- 工事着工
- 報告書の提出
- 交付申請書の提出
- 支給
以下、申請の流れについて順番にご紹介していきます。
①申請を行う

まずは助成金の申請から始めます。
申請には専門の業者の見積もり書が必要です。
業者に点検してもらい、見積もり書を手に入れましょう。
申請の書類は各自治体のホームページにもあります。
自治体が指定する書類を揃えて提出しましょう。
工事が始まってから申請はできません。
必ず、工事の前に申請を行うようにしてください。
②工事着工
助成金(補助金)承認の通知を受け取った後、自治体が定めた期日内に工事を行います。
報告書(後述)には施工前や施行中、施工後の写真が必要になりますので、指定された写真は忘れずに撮影するようにしましょう。
③報告書の提出

工事完了後は、申請した自治体に報告書(実績報告書)を提出します。
報告書の提出には期間が指定されています。締め切り内に提出しましょう。
④交付申請書の提出
交付が承認された場合、自治体から決定通知書が届きます。
通知書が届いたら、助成金(補助金)交付申請書といったお金を請求する書類を自治体に提出しましょう。
⑤支給
申請した助成金(補助金)が指定された場所に振り込まれます。
すぐにはお金が振り込まれず、数週間の後に振り込まれることが多いです。
工事内容の変更や中止の際に行うこと
工事内容の変更があった際は「変更申請書」を提出しなければなりません。
「変更申請書」のほか、必要書類をまとめ、必ず提出するようにしましょう。
また、自治体によっては、工事中止の際にも中止申請を行うよう求めている自治体もあります。
その都度その都度、記入漏れや提出し忘れている書類は無いかを確かめながら申請していきましょう。
助成金・補助金申請の際の注意点

助成金・補助金を受け取るには、いくつか条件があります。
自治体によって異なりますが、おおむね、このような条件があります。
- 対象の市町村の住民基本台帳に記録されている者
- 必要書類は全て記入し提出すること
- 税金を滞納していないこと
- 過去に同一の補助制度を利用していないこと
- 工事着工前に申請をすること
- 自治体が指定している業者に工事を頼むこと
特に、「工事着工前に申請をすること」は大事です。工事が始まった後の申請は認められませんので要注意です。
申請の際は、記入しなければならない書類や見積もりの際の調査など、思いのほか時間がかかってしまいます。
工事業者にも写真撮影やその他書類の記入の協力など、前もってお願いしておくと申請がスムーズになります。
何より、申請でかかる負担も少なくなり、安心もできます。
また、助成金・補助金は自治体が用意した資金が無くなり次第終了です。早め早めの申請をおすすめします。
その他、外壁塗装を安くできる方法について

実は、県や市長区村の助成金以外にも外壁塗装を安くできる方法があります。
その一つは、火災保険を利用すること。
火災保険は火災の他に、水災や風災といった自然災害による損害にも適用されます。
そのため、「外壁のクラック(ひび割れ)」といった症状に対し、火災保険が適用されることもあるのです。
助成金を利用できない方は、ぜひ火災保険も検討してみてください。 保険の利用の際も、見積もり書が必要になるので注意しましょう。
また、外壁塗装を専門にしている業者の中には、自前で助成金を用意してくれている業者もいます。
業者に見積もりをお願いした際は、「助成金は利用できませんか?」と質問してみてもよいでしょう。
県や市の助成金が使えなくても、もしかしたら業者の助成金であれば申請が可能かもしれません。
まとめ
愛媛県の助成金制度についてご紹介しました。
申請方法や詳しい情報を事前に知っておけば、何かあった時でも安心です。
以下、今回の記事のまとめになります。
- 愛媛県にも県や市区町村の助成金がある。
- 申請には条件や手順がある。自治体の公式サイトや、助成金・補助金の専用ページを要チェック。
- 外壁塗装には火災保険が使えることも。
助成金・補助金は予算が無くなり次第終了です。
申請は思っている以上に手間と時間が掛かります。 お早めの申請をおすすめします。
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